椎間板ヘルニア
【症状】
腰部や片側の下肢の疼痛やしびれなどの坐骨神経症状が出現し、急激に腰痛が出現する場合があります。また圧迫された神経の場所によって、太ももや膝下周囲のしびれが出現することがあります。
【病態】
好発年齢は10代から60代まで幅広く、若年層は重量物やスポーツなどが原因で起こり、中高年の方は椎間板組織が神経を圧迫し、腰や下肢に疼痛やしびれが出現します。
【治療】
コルセットを装着し、生活指導などを行い、疼痛が軽減してきたら腰背部の筋力訓練などのリハビリを行います。痛みに応じて薬物療法や神経ブロック、物理療法などを行います。これらの治療で改善しない場合や、下肢の脱力、排尿障害がある場合は手術を行うことがあります。
<脊椎の疾患>