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骨粗鬆症とは?

骨粗鬆症は「骨が弱くなって骨折しやすくなる疾患」です。

私たちの骨は生涯を通して新陳代謝(骨の再構築)が行われます。
ヒトの骨の中では骨芽細胞が骨をつくるスピードと破骨細胞が骨を壊すスピード(骨代謝回転)が保たれているため、一定の骨量を維持しています。
しかし、加齢による筋力低下や運動量の減少、また女性では閉経後に破骨細胞の活性化を抑えるエストロゲンが減少するため、骨量が減少することで骨折のリスクが増大し、転倒などで骨折(脆弱性骨折)してしまいます。

骨粗鬆症とは?

骨折しやすい場所は?

骨粗鬆症による骨折は上腕骨近位部(腕のつけ根)や橈骨遠位端(手首)、椎体(背骨や腰)、大腿骨近位部(股関節)に多く見られます。

背骨や股関節の骨折を起こすと寝たきりの原因となってしまうため、いかに予防・治療するかが重要です。
骨粗鬆症によって大腿骨近位部骨折を起こすと寝たきりになることが多く、(大腿骨近位部骨折において寝たきりの原因第3位)、生命予後に関しては一年後の死亡率が10.1%だとする報告があるにも関わらず、現状では日本での骨粗鬆症の治療率は20%未満となっています。

骨粗鬆症になると骨が折れやすくなります

要介護・要支援者の原因疾患

要介護・要支援者の原因疾患
(出典:厚生勞働省;平成28年国民生活基礎調查)

骨粗鬆症の治療

骨粗鬆症の治療は食事や運動といった生活習慣の改善と
薬剤治療が中心となります。

骨粗鬆症治療薬は三種類に大別されます。
骨吸収を少なくする薬 (骨吸収抑制薬)、骨形成を助ける薬 (骨形成促進薬)、カルシウムの吸収量を増やす薬 (骨・カルシウム代謝調整薬)に分けられます。
これらは内服治療か注射、またはその両方で治療を行っていきます。
そして、半年に一回採血検査や骨密度など定期的な検査を行っていきます。

骨粗鬆症の治療