肘頭骨折
【症状】
肘の痛み、腫脹、熱感・肘に窪みがみられる。
【病態】
転倒や転落により、肘を強打した際に多く見られます。
【治療】
肘頭が骨折しても、骨折部のズレが軽度な場合はギプスなどにより固定し、安静にする保存療法が選択されます。約1ヶ月程度固定した後、肘の曲げ伸ばしのリハビリを行って治療します。
骨折部のズレが著明な場合は、外科的治療(手術療法)が選ばれます。肘頭骨折は、細い針金を巻いて固定する方法が良く行われています。最近では、金属のプレートを用いて固定する方法も行われています。
<肘関節の疾患>