【症状】
腰部・臀部・大腿後面部の疼痛、下肢の放散痛がみられ、体を後ろに反ると症状が増強します。

【病態】
先天的、また思春期にスポーツ活動などより腰椎の後方部分に亀裂が生じ、起こります。分離症が原因となって、その後、徐々に「分離すべり症」に進行していく場合があります。

【治療】
強い痛みや日常生活に支障がない場合が多く、体幹筋を強化し、腰痛予防を心がけます。腰痛や神経圧迫による殿部や下肢の痛みで日常生活などに支障が出る場合は、手術を行うことがあります。