石灰沈着性腱板炎
【症状】
肩関節の痛み、肩が挙げられないなどの可動域制限。
【病態】
原因はまだ十分には解明されていませんが、30代~50代に多い疾患で、加齢により肩関節変性と血行不良が起こりリン酸カルシウム結晶によって肩関節に炎症が起こり肩を挙げる際に疼痛が生じます。
【治療】
基本的には保存療法で症状は軽快しますが、症状が強い場合には消炎鎮痛の内服や注射などが有効です。内服、注射などの治療で軽快しない場合は手術で摘出する場合もあります。
痛みが落ち着いてきたら肩を温めたり、拘縮を予防するためにリハビリテーションを行います。
<肩関節の疾患>