変形性肩関節症
【症状】
肩の痛み、肩を挙げられないなどの可動域制限。
【病態】
軟骨がすり減った状態を変形性関節症といいます。
加齢などによって肩関節がなめらかに動くために関節の表面を覆っている軟骨がすり減る事によって生じます。
【治療】
基本的には保存療法を行います。保存療法では抗炎症薬の内服や軟骨のすり減りを抑える目的でヒアルロン酸注射などで痛みを抑えていきます。また、リハビリテーションで温熱療法、ストレッチ、可動域訓練、電気治療などを行い痛みの軽減を図っていきます。
痛みが強く長く継続する場合は人工関節置換術が行われることがあります。
<肩関節の疾患>