変形性膝関節症
【症状】
膝関節の痛み、腫脹、変形。
【病態】
中高年に多く(特に女性に多い)発症します。原因として多く挙げられるのは加齢・肥満・閉経後のホルモンバランスの変化などです。加齢によりクッションの役割をする関節軟骨などがすり減ることにより、関節内に炎症が起き、関節が変形したり痛みや腫れを生じるものです。膝関節の曲げ伸ばしが制限されたり、歩行困難となり日常生活に支障をきたします。
【治療】
初期の場合は保存療法が選択されます。痛みがあるため動かさずにいると関節が硬くなったり筋力低下が起きるため早期よりリハビリテーションを行います。
年齢や症状の進行状態により手術療法(人工膝関節全置換術など)が行われます。手術により関節が硬くなることがあるため術後早期からリハビリテーションを行います。
<膝関節の疾患>