【症状】
子供が手を引っ張られた後などに、痛がって腕を下げたままで動かさなくなります。

【病態】
肘の外側の骨（橈骨頭）にある靭帯が、関節内にはまり込んでしまう事によって起こります。

【治療法】
徒手整復を行います。整復の後はいつもと同じように腕をつかってかまいません。しかし、特に片手を引っ張られることによって症状が再燃する事がありますが、決して、“クセになる”訳ではありません。
肘の骨の成長とともにこの現象は減少、学童期（小学生）になると、ほぼ遭遇する事はありません。