後縦靭帯骨化症
【症状】
脊髄が圧迫されることで、圧迫された神経領域の痛みや痺れ・筋力低下などの症状が出現します。
【病態】
脊椎を支える靭帯のひとつである「後縦靭帯」が骨へと変化し、その近くに位置する脊髄が圧迫される疾患です。後縦靭帯骨化症は、日本では難病に指定されており、中年期以降の男性に多いことが報告されています。後縦靭帯が骨化することはまれではなく、その中でも症状を呈する場合に治療介入が検討されます。
【治療】
脊髄圧迫が経度で症状の軽い場合は保存療法が優先され、脊髄が障害されて手足の動きに支障が出た場合は予防的に手術療法が必要になります。
<頚(首)の疾患>