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コロナ禍の肩こりや腰痛に関して

1)はじめに

世界的な新型コロナウイルスの流行から3年程が経過いたしました。感染力が非常に強く、度重なる緊急事態宣言による外出自粛や生活様式の変化などにより、肉体的にも精神的にも辛い日々が続いています。

企業の中にはテレワークを行っている所も多く、在宅での長時間のパソコン作業や活動性の低下により、肩こりや腰痛を訴える方が多くなっています。

2)症状、予防

長時間の座位姿勢でのパソコン作業では前かがみ姿勢を強いられ、首から肩に付着している僧帽筋(そうぼうきん)といわれる筋肉や背骨を支える脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)といわれる筋肉などが固くなります。

姿勢に気をつけたり、意識的にストレッチをすることなどで予防することができますが、痛みが続く場合は整形外科への受診をお勧めします。

3)痛みを感じたら整形外科受診を

実際にテレワークで肩こりや腰痛を感じる方の中には、外出機会の減少により、痛み自体をあまり問題視されなかったり、病院受診も自粛している方がいらっしゃいます。

しかし、数ヶ月経っても痛みが改善されず、受診される頃にはかなり悪化していたり、中には五十肩やぎっくり腰を発症する方もいらっしゃいます。発症から時間が経過したものや重症な方は、治療にも難渋することがあります。

テレワークや外出自粛で肩こりや腰痛など身体的異常を感じている方は是非早めに整形外科を受診されることをお薦めします。